弁護士が解説する弁護士の探し方・選び方入門!相談・委任・裁判の流れと費用
2021年02月03日 2023年05月10日
この記事の内容は、動画でもご確認いただけます。
例えば離婚問題ですと、
「離婚 弁護士」
と検索エンジンに入れて、探す方が多いと思います。
また、インターネット上位の事務所の中には弁護士ではなく事務員に対応をさせる事務所もあります。この点は若干の注意が必要かなと思います。
その弁護士会が法律相談センターを設けて、法律相談を行うことがあります。
また、事務所にいたとしても当日締切の書面作成などをしていたりしますので、アポを入れてから相談に行かれた方がしっかりとした対応をしていただけると思います。
証拠や資料というのは具体的にどういったものが必要でしょうか?
裁判を起こされた・訴えられた場合であれば、
・相手から来た「訴状」という書面
・内容証明郵便が送られてきたならその郵便
・事故の証明書
・お医者さんの診断書・医療費の明細書など
「何を持って行けば良いですか?」
と予約の際に聞いてください。
何を持って行くのか分からないといった方は多いかもしれませんね。
相談に行ったからには、その場で決めないといけないのかなと思ってしまいますね。
市役所や商工会議所で無料相談をやっていることもありますし、個々の事務所でも無料相談をやっている場合もあります。
あまりお金を掛けたくない場合であったり、そこまで細かい内容を聞く必要がない場合は無料相談でも良いのかなと思います。
弁護士に依頼をした場合、どのような流れになりますか?
委任契約書には報酬についての記載があります。
この委任状は内容をよく読み、疑問点などを解決した上で署名・押印してください。分からないことは聞くことが大事です。
先ほど弁護士相談が無料か有料かという話をさせていただきましたが、実際に弁護士の料金がどのような仕組みになっているか分かりますか?
裁判や紛争の交渉の場合は、
最初に「着手金」
最後に「成功報酬」
という2段階で報酬が掛かります。
裁判を起こすのであれば、収入印紙と切手代を裁判所に納める必要があり、これが実費部分となります。実費については前払いの事務所と後払いの事務所があります。
日当については見落としがちですので、契約の段階でしっかりと確認した方が良いと思います。
委任状などの記載が終わったあと実際に裁判となるとどの様な流れになりますか?
裁判所に行くのも弁護士です。
中には、毎回裁判所に来られる方もいらっしゃいます。
そのため、クライアントをお連れしない弁護士が多いのではないかなと思います。
民事裁判の場合、1,2ヶ月に1回、裁判の日程が入り進行していきます。
・最初は原告・訴えた人が書面を出して主張
↓
・1,2ヶ月後に被告・相手が反論
↓
・1,2ヶ月後に更に原告が再反論
↓
という形で進んで行きます。
裁判の期間が長く、弁護士も忙しい場合が多いので、その結果、あまりクライアントに連絡をくれない弁護士もいます。
裁判は信頼関係が大事ですので、疑心暗鬼にならないようにどんどん聞いてください。
ここで一つ注意点があります。成功報酬というものは通常、裁判に勝った時点で発生することになります。
どうしても支払ってもらえない場合は「強制執行」という別の手続きが必要となり、この手続きに関わる費用を別料金で請求する事務所も多いです。
着手金や成功報酬の費用はどれくらい必要なのでしょうか?
ですが、昔の旧弁護士会は報酬額を決めていたため、今でもその旧弁護士会の報酬額に因っている事務所が多い状態です。
・着手金は請求額の8%(最低額は10万円)
・成功報酬は判決で認められた金額の16%
が相場となっています。
ただ、同じ裁判の続きとなるのでディスカウントして計算する事務所が多いです。
例えば本当は100万円なのに1億円を請求すると、それだけ弁護士費用も高くなるのかというと、高くなる事務所もある一方で、元の100万円で計算する事務所もあります。
金額が上がれば上がるほど裁判所に支払う印紙代も高くなりますので、最初から高い金額を請求するのか、絞って請求するのかは弁護士に相談した方が良いです。
弁護士に依頼する時のイメージが沸きました。
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